岡崎市のビスタラインメインビジュアル

徳川家康ゆかりのビスタライン

岡崎市は愛知県の中心にあり、徳川家康の生誕地として知られています。 家康といえば岡崎城で、この岡崎城を大樹寺から望むラインをビスタラインと呼びます。 大樹寺から岡崎城を望む歴史的眺望(ビスタライン)は約370年の歴史を持っており、 今までは保全のための法や規制がなく、ライン上の眺望を遮らないように配慮することで、 この景観は守られてきました。 このサイトでは、ビスタラインとそれを結ぶ岡崎城、大樹寺について解説しています。 岡崎市の歴史について、家康について興味を持っている方はぜひお読みください。

葵の御紋

岡崎市の歴史

まずは岡崎市の歴史を紐解いていきましょう。岡崎市を語るうえで、なんといっても徳川家康は避けて通れませんが、家康よりもずっと前の鎌倉時代、三川守護職にあった足利義氏が 現在の岡崎後に館を構え、のちに子孫である足利尊氏が室町幕府を開くと、三河は幕府の直轄地とされ、どんどん発展していきました。 戦国時代に入ると松平氏が岡崎を拠点として勢力を強めていき、そして1542年、徳川家康が岡崎城で誕生します。 江戸時代には家康生誕の地として優遇され、商業や産業でさらに発展していきます。
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秋の岡崎城
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ビスタライン

岡崎市を代表する史跡である大樹寺と岡崎城を直線で結んだ約3kmをビスタラインと呼びます。 大樹寺は徳川家の祖先にあたる松平家の菩提寺です。江戸幕府の第3代将軍で家康の孫である徳川家光が大樹寺の伽藍を造営する際に、偉大な祖父の生誕地である岡崎城が本堂から望めるようにと、 指示しました。それがビスタラインの起源です。 今でも大樹寺の門から岡崎城を見ることができますが、それはビスタラインの景観を遮らないよう、今でも守られているからです。
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岡崎城

岡崎市の中心部にある岡崎城は徳川家康の生誕地として有名で、現在は岡崎公園の中にあり、東海地方の桜の名所としても大変有名で、多くの観光客が訪れる岡崎市随一の観光スポットです。 毎年、桜の時期に開催される桜まつりの中で最も盛り上がるイベントが「家康行列」で、公募で選ばれた市民や特別に招待された役者が、家康をはじめ徳川四天王と呼ばれた戦国武将と、 家康にゆかりのある姫たちに扮して市街を練り歩く豪華歴史絵巻です。 岡崎城の天守に登ると、ビスタラインの先に大樹寺を望むことができます。
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大樹寺

大樹寺

大樹寺は曹洞宗のお寺で、松平氏・徳川氏の菩提寺です。歴代当主のお墓や歴代将軍の位牌が安置されており、歴史的にも大変意義深い古刹です。 3代将軍家光の命により、本堂から岡崎城を望むことができるように伽藍が配置されており、400年以上たった現在でも大樹寺の総門(現・大樹寺小学校の南門)からはその眺望が守られています。 その眺望こそがビスタラインと呼ばれるもので、岡崎市には、ビスタラインを遮るような建造物や工作物は設置してはならないとする条例があります。
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